@article{oai:kanazawa-bidai.repo.nii.ac.jp:00000135, author = {藤浦, 鋭夫 and Fujiura, Tokio}, journal = {学報, Bulletin of Kanazawa College of Art}, month = {Mar}, note = {この大腿義足は,義足装着初期の歩行訓練に必要な機能と,本義足として常用するための機能を両立させるため,人体の重心点を通る地面に垂直に立てた体重線と,膝軸の位置関係を相対的に変え得る構造とし,これによって膝の安定性を調節可能にしたものである。「図5」普通訓練用義足は分厚いギプスソケットに棒状の脚部を固定したものか,或は簡単な構造の膝継手を持ったものが多いが,この義足のソケットは,ポリエステル樹脂と硝子繊維とによって薄く積層成形し,膝継手は自由に折れ曲る構造のものである。しかし装着初期に於てこの膝継手は不慣れによる膝折れの危険があるので,膝継手とソケットの間にadjustable alignment coupling (軸位置調節装置)を設け,その装置を安全なるように調節することによってその危険性を少なくし,その後歩行訓練が進みよく義足に慣れるに従い,逆に膝軸を折れ曲りやすく調節し随意的膝制御の運動を多くして,断端部に残された筋機能を最大限に利用しようと意図したものである。以下本稿で説明する軸位置調節装置を持ったこの義足をA. A. C.大腿義足と呼ぶこととする。}, pages = {33--38}, title = {A. A. C.大腿義足の軸位置調節機構について}, volume = {19}, year = {1975}, yomi = {フジウラ, トキオ} }