@article{oai:kanazawa-bidai.repo.nii.ac.jp:00000105, author = {北野, 栄正 and Kitano, Eimasa}, journal = {学報, Bulletin of Kanazawa College of Art}, month = {Jun}, note = {1.集団の凝集性と集団の大きさを変数として,集団記憶への影響を問題とした.2.被験者として,集団の凝集性の高いグル-プ-2人グル-プ,4人グル-プ,6人グル-プ,各3組.集団の凝集性の低いグル-プ-2人グル-プ,4人グル-プ,6人グル-プ,各3組.計72名.それぞれ刺激材料を記銘し,20分,1日,3日後の話し合い後に再生せしめた.3.集団の凝集性と再生との関係については,集団の凝集性の高いグル-プは,各グル-プとも各再生時間において,凝集性の低いグル-プよりも再生率が多くなっている.4.集団の大きさと再生との関係については,集団の凝集性の高いグル-プでは,4人グル-プの再生率がもっとも多く,集団の凝集生の低いグル-プでは,6人グル-プの再生率がもっとも多くなっている.したがって,集団の記憶においては,集団の凝集性の高いグル-プでは4人が最適のグル-プサイズであり,集団の凝集性の低いグル-プでは6人が最適のグル-プサイズといえる.5.集団の凝集性と集団の大きさの2要因も,集団の記憶においては,集団の凝集性がはるかに大きな決定要因となっている., 1.集団の凝集性と集団の大きさを変数として,集団記憶への影響を問題とした.2.被験者として,集団の凝集性の高いグル-プ-2人グル-プ,4人グル-プ,6人グル-プ,各3組.集団の凝集性の低いグル-プ-2人グル-プ,4人グル-プ,6人グル-プ,各3組.計72名.それぞれ刺激材料を記銘し,20分,1日,3日後の話し合い後に再生せしめた.3.集団の凝集性と再生との関係については,集団の凝集性の高いグル-プは,各グル-プとも各再生時間において,凝集性の低いグル-プよりも再生率が多くなっている.4.集団の大きさと再生との関係については,集団の凝集性の高いグル-プでは,4人グル-プの再生率がもっとも多く,集団の凝集生の低いグル-プでは,6人グル-プの再生率がもっとも多くなっている.したがって,集団の記憶においては,集団の凝集性の高いグル-プでは4人が最適のグル-プサイズであり,集団の凝集性の低いグル-プでは6人が最適のグル-プサイズといえる.5.集団の凝集性と集団の大きさの2要因も,集団の記憶においては,集団の凝集性がはるかに大きな決定要因となっている.}, pages = {22--32}, title = {記憶痕跡に関する社会心理学的研究 : 集団の凝集性と大きさによる影響}, volume = {15}, year = {1971}, yomi = {キタノ, エイマサ} }